自分の人生「このままで良いのだろうか?」と思い悩んでいませんか?その症状…もしかしたら「ミッドライフクライシス」というやつかもしれないですよ。
【言葉の意味】ミッドライフクライシスとは?
- 自分の人生「このままで良いのだろうか?」と悩む症状。生きる意味に疑問を感じやすい30代後半から40代にかけて起こりやすいと言われている。
- ミッドライフ(中年の)クライシス(危機)という言葉の意味を持っています。
このミッドライフクライシスはカナダの精神分析学者であるエリオット・ジャックが命名したそうで、約80%の人が直面する問題だとと言われていますね。
欧米では社会問題として認知されているようですよ。
僕はミッドライフクライシスのことを調べていて「自分はミッドライフクライシスだったかも」なんて思いました。
目次
こんな人は「ミッドライフクライシス」かも
今やっていることは自分のやりたいことなのか?…ちょっと前までの僕はこれを常に感じていましたね。
ミッドライフクライシスは「財力や権力の追求を優先した人生に疑問を持つ」ようになることから生じるとも言われていますが、僕は完全に当てはまります。
なんとなく「このままでいいのかな?」…「これが自分のやりたかったことなのか?」ということを頻繁に考えるようになっていました。
少しだけ「カウンセリングを受けようかな」…なんて思ったりもしました。ちょっとした「燃え尽き症候群」ですね。
ちなみにアメリカのクライスラー社が2000人の男性を対象に行った調査では、ミッドライフクライシスに当てはまる人は以下のような行動を取っているそうです。
- 髪型を頻繁に変える
- 起業や独立を考える
- 新しいことに挑戦し始める
- 海外への滞在を考える
- 最新のガジェットに興味を持つ
- 同窓会や社会人サークルを主催するようになる
- FacebookやTwitterを始める
僕はほとんどの項目で当てはまります…というか「起業や独立」「海外への滞在」「最新のガジェット」なんかは20代の頃からですけどね…。
上記の項目だけ見ると「別に悪いことばかりじゃないと思うけど」という気持ちになりました。
でも「ミッドライフクライシスでありがちな問題(失敗)」を聞くと、この中年の危機を意識しながら行動しなければ…と考えるようになりました。
ミッドライフクライシスでありがちな問題(失敗)
ミッドライフクライシスでありがちな問題(失敗)は以下のようなことです。
- うつ病や自殺のリスクが高くなる
- アルコール中毒になりやすい
- 不倫・浮気に走りやすい
- キャバクラや風俗通いが頻繁になる
- セックス依存症になりやすい
- 無謀な転職につながる可能性がある
自分の人生に思い悩み「うつ病」や「自殺のリスクが高くなる」ということは理解できますが、不倫や浮気…風俗といった性的なものに走りやすくなるのはなぜでしょうか?
それは20代の頃と比べて肉体的な衰えを感じ始めることで、誇りを維持するために若い女性との遊びや不倫に走りやすくなる。性的な欲求を満たすことで「男性」としての威厳を確認しようとする…ことが理由として挙げられるようです。
無謀な転職につながる可能性がある…というのは「収入や地位を捨てて社会貢献や人とのつながりを優先しようとする」ことが原因のようです。
別に「収入や地位を捨てて社会貢献や人とのつながりを優先しようとする」ことは悪いことじゃありませんが、理想と現実には乖離があり、多くの場合その転職によって生活が苦しくなったり、思ったような幸福感を感じられないようです。
ちなみに「自分の人生このままで良いのだろうか?」と思い悩んでいるときに「アルコールの量」と「転職を考えること」が増えましたね。
中年期の人はブログを書けばいいんじゃないかな?
自分の人生「このままでいいのか?」と思っていた僕が夢中になったのは「ブログ」です。今ではブログがミッドライフクライシスだった僕を救ったと思っています。
今の仕事(本業)は子供の頃からなりたかった職業で数年前までは「楽しくて楽しくて仕方がない」というような状態でした。でも近年は「今やっていることは自分のやりたいことなのか?」なんて感じていたんですよね。
何か新しいことを始めたい…そう思っていた僕が始めたのがブログでした。
ブログを書くようになっていろんな変化がありましたね。
刺激が増え充実感を得られるようになった
ブログを始めてから毎日の生活に充実感を得られるようになりました。
発達心理学者のエリク・エリクソンによると「生殖性の獲得に失敗すると人生が停滞しやすい」そうです。生殖性とは「自分が積み上げてきたものを次の世代に伝えていくこと」ですね。
中年期になると「周囲の人や社会の役に立っている」と感じれることが重要なんだそうです。
僕はブログを書くようになって「自分の考え」や「自分が積み上げてきたもの」を発信できる喜びを感じることができました。
さらに書いた記事を読んでくれる人がいたり、メッセージをいただいたりすることで「周囲の人や社会の役に立っている」と感じることできています。
そのことで自分の価値を再構築できているのだと思います。
本業への意欲が増した
ブログで何かを発信し反応を得られるようになって「本業への意欲」が増しました。
ちなみにハッキリとした理由はわかりません。
ただ自分という1つの個体のなかに「本業としての自分」と「ブロガーとしての自分」が存在することで、それぞれを客観視できるようになったのかもしれません。
そして「ブロガーとしての自分」が「本業としての自分」を客観視したときに、その仕事の尊さや楽しさを再確認することができたのだと思います。
肩書きを複数もつことは大事なことだと思いましたね。
だから僕としては「自分の人生このままで良いのだろうか?」とか「刺激が足りない」なんて感じている人は、とりあえずブログを書いてみたらどうだろうか?と思います。
ミッドライフクライシス(中年の危機)は約80%の人が直面する社会問題であるならば、「自分は大丈夫」などと他人事のように考えず対策を練る必要があります。
もしかしたら約80%の人が直面する社会問題は「ブログ」が解決する…かもしれない!