2年前に3人目が産まれ5人家族になりました。
子供って本当に可愛いですよね。見ているだけで癒されます。ただ子供が増えることは非常に喜ばしいことなのですが、そのぶん「教育費」も必要になってきますよね。
子供ひとりに必要な教育費は1000万円〜3000万円だという調査も。教育費に老後資金…。頑張って「稼がなきゃ」と思う今日この頃です。
子供3人の教育費の心配をしている我が家ですが、喜ばしいニュースがありました。それは「3人目以降の子供の幼稚園や保育園の保育料を無償にする」ということです。
第1子の学年に関係なく3人目は無償
これまでの制度は以下のような仕組みでした。
【子供を保育園に通わせる場合】
- 1人目の子どもが小学校入学前だと2人目の保育料が通常の半額で3人目以降は無料
- 1人目が小学校に入ると、2人目は半額負担から全額負担、3人目も無料から半額負担と負担増になる
【子供を幼稚園に通わせる場合】
- 1人目が小学3年生以下なら、2人目の保育料は半額に、3人目以降は無料
しかし2016度からは次のように制度変更するようです。
【子供を保育園に通わせる場合】
- 年収330万円以下の世帯に限り、第1子の学年に関係なく、第2子の保育料はすべて半額に、3人目以降は無料
【子供を幼稚園に通わせる場合】
- 年収360万円以下の世帯に限り、第1子の学年を問わず負担軽減策の対象
これは2015年末のニュースですが、今まで知りませんでしたね。
どれくらいの負担軽減になるのか
文部省が調査した「私立幼稚園の年間保育料」は全国平均で約37万円でした。ひと月あたり約3万円ですね。ちなみにこの金額は給食費も含んでいます。
年少から幼稚園へ通わせた場合、保育料の総額は約110万円となります。
3年間で110万円、ひと月あたり約3万円が無償となるのだから「対象となる世帯」にとっては本当にありがたいですね。
対象となる世帯と書きましたが、この制度は3人目の子供全てに適用されるわけではありません。この制度には「所得制限」が設けられています。
保育園は年収330万円以下、幼稚園は年収360万円以下が対象
先ほども書きましたが、対象は「保育園が年収330万円以下、幼稚園は年収360万円以下」が条件です。
我が家は幼稚園に通園していますが、幼稚園はこれまでも「年収360万円以下で第一子が小学校3年生以下」の場合、2人目が半額、3人目が無料になっていました。
所得制限に関してはこれまでと一緒です。
今回の改正で変わったことは「第一子の年齢制限がなくなった」ということですね。
個人的には所得制限のところをもっと緩和してほしいですね。
3人の子供を育てるために頑張って稼ごうと思っても、稼いだら制度の対象から外れてしまうので悩ましいところです。