30代男性の健康事情

内臓脂肪と生活習慣病の関係。肥満を放置していると危険

30歳を超えたあたりから「太った」と感じていませんか?

特にお腹周りのサイズが大きくなった…と悩む中年男性も多いことでしょう。

男性はもともと内臓脂肪がつきやすいのですが、特に中年になると基礎代謝が低くなって太りやすくなるので、さらに内臓脂肪がつきやすくなります。

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ただ体型が変化するだけならそれほど問題ないのですが、内臓脂肪は生活習慣病を引き起こす様々な物質を分泌します。

つまり内臓脂肪レベルが上がると重大な病気にかかって可能性が高まってしまうのです。

ここでは「内臓脂肪が多いために引き起こされる生活習慣病」について書いていきます。

内臓脂肪が多いために引き起こされる生活習慣病

内臓脂肪レベルが上がるとどのような生活習慣病にかかってしまうのかを見ていきましょう。気をつけたい主な病気は以下の4つです。

  • 高血圧症
  • 糖尿病
  • 脂質異常症(高脂血症)
  • 心臓病

高血圧症

高血圧症とは「最大血圧が140mmHg以上」または「最小血圧が90mmHg以上」の状態をいいます。※血圧とは心臓から送り出された血液が血管の内壁を押す力(圧力)のこと。

高血圧症とは血圧が高い状態のことですが、この状態だと…血管にかかる負担が大きくなり、動脈硬化を促進し、心筋梗塞や脳出血、脳梗塞を引き起こすほか、心臓肥大や心不全のリスクが高まります。

高血圧症だと動脈硬化心筋梗塞脳出血脳梗塞心不全のリスクが高まる。

年齢が高くなるにつれて血圧が高くなるのは、体内の脂肪、特に「内臓脂肪」が増えるためだと考えられています。

脂肪が増えると脂肪組織にまわる血液量が増加することになります。そのため末梢まで血液が流れにくくなり、より血圧を上げなければ全身に血液を送ることができなくなるのです。

また内臓脂肪からは血圧を上げる物質が分泌されるので、内臓脂肪が多いと血圧も上がりやすくなるのです。

中年太りを放置していると「高血圧症」になるリスクが高くなり、動脈硬化や心筋梗塞などの病気を誘発してしまうので注意が必要ですね。

糖尿病

内臓脂肪が多いと糖尿病になるリスクも高まります。

糖尿病はインスリンという血糖値を下げるホルモンの作用が低下したため、体内に取り入れられた栄養素がうまく利用されずに、血液中のブドウ糖が多くなっている状態です。

血糖値を下げるインスリンの働きが悪くなるのです。

インスリンの働きが悪くなると困るので膵臓(すいぞう)が頑張ってインスリンを放出しますが、内臓脂肪からは次々にインスリンの働きを悪くする物質が分泌されるので、膵臓の努力は報われません。

だから一生懸命頑張っていた膵臓も次第に疲れてしまい、とうとうインスリンを出さなくなってしまうのです。こうなると薬物による治療が必要になります。

膵臓がインスリンを作り、十分に働いてくれているうちに、食生活の改善と適切な運動を行い肥満を解消したいですね。内臓脂肪を減らしましょう。

脂質異常症(高脂血症)

内臓脂肪が多く肥満体型の人は脂質異常症になるリスクが高まります。

脂質異常症とは血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多すぎる病気のことです。

肥満になったり、食べ過ぎたりすると悪玉コレステロールが増えてしまいます。中性脂肪は脂っこい食事や甘いお菓子、アルコールの取りすぎで増えます。

脂質異常症により脂肪が増えすぎたドロドロの血液は流れが悪くなります。また血管に脂が沈着すると、狭くなって詰まりやすくなったり、弾力を失いもろくなります。

そうなってしまうと「動脈硬化」になってしまう可能性が高まります。動脈硬化が進むと、狭心症や心筋梗塞、脳血栓や脳梗塞などを引き起こしてしまうでしょう。

この脂質異常症は「内臓脂肪が多い人」がかかりやすい病気です。注意したいですね。

心臓病

ここでいう心臓病とは「狭心症」と「心筋梗塞」のことですね。

狭心症は動脈硬化が原因で血管が細くなり、血管から酸素や栄養が十分に運ばれなくなり、心臓の酸素と栄養が不足することで起こります。

更に動脈硬化が進むと、血栓などで動脈が塞がれ血流が途絶えることで心臓が壊死します。それが心筋梗塞です。

ある調査では健康な人に比べて心臓病になる確率が「高血圧で3倍」「脂質異常症で4倍」「喫煙で2倍」も高くなるそうです。

さらにこの「3つの危険因子が重なると16倍」にもなるそうです。気をつけたいですね。

まずは肥満を解消する(内臓脂肪を減らす)ことが大切です。

思い立ったが吉日…いますぐ行動に移しましょう!

まずは自分の体質をチェック

内臓脂肪を蓄え、肥満になってしまうと上記のような病気のリスクが高まります。

これらの症状を回避するためには「バランスの良い食事」「適度な運動」「十分な睡眠」といった規則正しい生活が不可欠です。

生活習慣が乱れるから「肥満」になり生活習慣病となるのです。「最近お腹が出てきた」と感じているのであれば、すぐに体質改善に取り組みましょう。

自分は肥満じゃないから大丈夫!と安心している人こそ要注意です。隠れ肥満の可能性もありますよ。下記の記事を参考に自分の体質をチェックしてみましょう。

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生活習慣病の多くは、初期に痛みなどの自覚症状がほとんどありません。気がつかないうちに進行して、気がついたときには手遅れになっているかもしれません。

自分は大丈夫だと油断せずに「自分の体質」をチェックし、日頃から規則正しい生活習慣を心がけましょう!