みなさんミレニアル世代というのをご存知ですか?どんな世代かというと以下のとおり。
【ミレニアル世代とは?】
- 2000年以降に成人、あるいは社会人になる世代
- 主に米国で1980年〜2000年頃に生まれた若者を「ミレニアル世代」「新千年紀世代」と読んでいる
世界最大級のメガバンクである「HSBCホールディング」の調査によると「ミレニアル世代はこれまでで最も老後のお金の見通しが厳しい」世代なんだそうです。
僕は「ミレニアル世代」というやつなんですね。………ってことは僕の老後のお金事情は厳しいということになりますね。
ミレニアル世代の自分としては「おいおい…ふざけるな…待ってくれよ」って感じですが、一体どんな現実が待っているのか?…それを把握しておく必要があります。
厳しい現実がわかっているのであれば「今のうちから備えておきたい」ですよね。
目次
ミレニアル世代の老後に予想される厳しい現実とは
記事で書かれていた「厳しい現実」は以下の3つ。
- 低い金利
- 保険関連費用の高騰
- 国家による老後の保障の減少
つまり「国家による老後保障の減少」により「もらえるお金」は減る一方で、保険関連費用の高騰により「支払わなければいけないお金」は増えるというわけですね。
さらには「低金利」なのでお金を増やすのが難しい…。
今までと同じような基準では「国から守ってもらえない」し、「世界経済の状況は不安定」だということを認識しなければいけないのかもしれません。
https://grow-rich.me/1030
HSBCホールディングの調査によると、ミレニアル世代の多くは「早期に仕事をリタイアして老後を送る」という希望をもっているようです。
しかしながら現実は厳しいようで、早期退職どころか定年で仕事を辞めることも難しいかもしれないようです。
しっかりと準備をしておかなければ「20年以上も大きな収入に頼ることなく生活を送ること」は難しく「いつまでも働き続けなければいけない」という状況になってしまいます。
では「しっかりと準備する」ためには「何をすれば良い」のでしょうか?
老後にお金で苦労しないためにやっておきたいこと
老後にお金で苦労しないためにやっておきたいことは以下の2つでしょう。
- 老後までにある程度の資産を貯蓄しておく
- 老後も継続して収入を得られるようにしておく
老後までにある程度の資産を貯蓄しておく
老後にどれくらいのお金が必要なのかは人それぞれですが、現在の職種や家族構成によって変わってきます。ただ一般的な目安としては3000万円と言われていますね。
ではこのお金を「どうやって貯める」のか?
基本的なことになりますが「収入を増やして支出を減らす」…そうやって築いた資金を「投資」して運用すると良いでしょう。
具体的にどのようなアクションをとれば良いのか?…に関しては以下のようなことがポイントとして考えられます。
- 天引き貯金を行う
- 収入を最大化する
- インデックス投信のバランスファンドで世界へ分散投資する
まず行いたいことは「天引き貯金を行う」ことと「収入を最大化する」ことですね。
※天引き貯金に関しては以下の記事を参考にしてください。
https://grow-rich.me/628
僕も天引き貯金を実践していますがストレスなくお金を貯めることができますよ。
収入の最大化に関しては「副業」を行うことをおすすめしますね。本業収入で数万円の給料アップは難しくても、副業で数万円を稼ぐのは比較的簡単です。
最近は世のサラリーマンも副業を始めているようですよ。まだ始めてない人は行ってみてはいかがでしょうか。収入を増やすためには収入源を複数つくることが鉄則です。

毎月の収入を「天引き貯金」したり「収入の最大化」に成功すると、自然とお金が貯まるようになってきます。そうなったら実践したいのが「投資」です。
HSBCホールディングの調査でも「ミレニアル世代は他の世代よりもリスクを取って資産を増やす意志が旺盛」と書いてあります。
昔のように銀行預金でお金を増やせた時代とは異なり、低金利の現在は「投資をする」ことが避けられない流れなんだと思います。
どのような金融商品に投資すれば良いのかは、金融庁長官が「まともな投資信託の基準とは何なのか?」を発信しているので参考にしてください。
ポイントは「ノーロードのインデックス投信で世界へ分散投資」することですね。
https://grow-rich.me/1173
老後も継続して収入を得られるようにしておきたい
投資を行い金融資産(ポートフォリオ資産)を保有することは「継続的な安定収入を得る」ためにも重要なことです。
投資によって金融資産を増やすことができれば、ポートフォリオ資産から得られる「インカムゲイン」が安定した継続収入をもたらすようになるでしょう。
働かなくてもいいように「貯蓄する」ことも大事だけど、働かなくても収入を得られるのであれば「働き続ける必要がない」ですよね。
- 年金がもらえない期間をどうするか?
- 20年以上も大きな収入がない状態で老後の生活をやっていけるのか?
という不安も「継続的に安定収入を得られる仕組み」を作れれば解消されます。
ミレニアル世代は「これまでで最も老後のお金の見通しが厳しい」という問題があるようですが、今のうちにしっかりと貯蓄を行い「継続的に安定収入を得られる仕組み」を作ることで不安を解消していきたいです。
世の中には「変えられるもの」と「変えられないもの」があります。変えられないものに憤りを感じるのではなく、変えられるものを直視し実行していきましょう。